1. 保健室サポートの内容
①アセスメント 
現在の学校状況(トラウマ出来事に出遭った児童生徒)をトラウマの専門家としての視点で評価します。学校が今後の取るべきかつ実行可能な方針を養護の先生と考えます。
②マネジメント 
見立てた方針に従い、バックヤードとして養護教諭の先生をサポートします。刻々と変化していく学校状況を専門学会水準の知識と技能でマネジメントをお手伝いします。
③アシスト 
児童生徒が出遭った被害によっては早急かつ専門的な医療連携が必要です。トラウマ領域が専門で、研究かつ治療を実践している女性精神科医との連携をお手伝いします。

2. バックヤード機能
検診業務でお忙しい時期に、学校機能をダウンさせるような出来事が生じると、同時進行で業務を捌いていくことが大変になります。一時的な気持ちで判断が鈍ることもあるでしょう。そのような時、第3者の視点で養護教諭の先生をサポートします。

3. 専門の医療連携
性被害の対応では、近隣の医療機関や以前から繋がりのある精神科医療機関の先生を受診するように勧奨することが望ましくない場合もあります。そのような時に、PTSD研究とその治療を実践している女性の精神科医の先生と連携する道筋を作ります。